私は37年間、東京暮らしをしていましたが、先日、宮城県仙台市に移住してきました。

移住する前は「仙台に行ってから、東京から出たことを後悔するかも…」なんて思いもしました。しかし、少なくとも今のところは後悔するどころか、東京の事をこれっぽっちも思い出しません。

こっちに来てから忙しい生活をしてるせいで、思い出す暇がないだけかもしれませんが、とにかく仙台では平穏で楽しい日々を過ごしています。

いったいどうしてこんなに平和な気持ちなんだろうと考えていたある日、生まれたからずっと仙台で暮らしている人とお話しする機会がありました。

その人から東北地方の生活の特徴や、住んでる人の気質を聞いて、なぜあれほど東京暮らしに疲れていたのか、その理由にある共通点あることが分かったのです

今も東京圏で生活している人にとって、この理由を知ることは、疲れないために大切だと思います!

というわけで、今回は東京暮らしに疲れた!という人のために、東京圏での生活が疲れる理由と、その対処法をお伝えします。

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東京暮らしが疲れる理由

私が地方移住を選んだ理由には、37年間の東京暮らしですっかり疲弊してしまったことが大きかったわけです。

しかし、東京のど真ん中で生活していながら、なぜあれほど疲れるのか、その理由が分かってるようで分かっていませんでした。

私が仙台在住の人と話していて分かったことは、次のような理由でした。

  • 色んな意味で過当競争になっている
  • 親友を作り辛い
  • 人間関係が多過ぎる
  • 人に余裕がない
  • 全てにおいて混雑してる
  • 街が不潔

この全ての根底にあるのは、人口が多過ぎて、人の密度が濃すぎるという事です。

実はこれにちゃんと気付いていれば、私の東京での生活はもっと違うものになっていたかもしれません…。

まずはそれぞれを具体的に解説していきますね!

色んな意味で過当競争になっている


東京は子供から大人まで、熾烈な競争にさらされています

東京には小学校から大学まで、たくさんの学校があります。また、企業の数もたくさんあるため、職業の選択肢も非常に多いです。子供の頃から大人になっても、非常に多くの選択肢があり、それをたくさんの人と競争しながら選ぶため、自然と他人との優劣がついてしまうのです。

就職してからも、同僚との出世争いや、競合他社との競争が待っています。

また、人が多いという事は、身近にたくさんの他人がいることになります。そこに人がいれば自然に比較してしまうものです。

例えば、近所にたくさん人が住んでいれば、近所付き合いも密になり、自然に比較が始まります。子供の成績だったり、自分や配偶者の職業、収入などを比較してしまいます。

友人関係も関係の深さに関わらずたくさんできてしまうため、やはり無意識のうちに比較することが始まってしまうのです。

東京で無意識のうちに発生してしまう競争には例えばこんなものがあります。

  • 学歴
  • 職業
  • 収入
  • 恋人の有無
  • 配偶者の有無
  • 住んでる家の大きさ
  • 居住地域

どれも別に目新しいものではありませんよね。東京じゃなくたって全国どこに住んでても関係無いものばかりです。

しかし、問題はこういった無意識の競争の数が多過ぎて、四六時中この競争に追われるという事です。これは大きなストレスになります。

このように人の密度が濃いというだけで、競争することが自然に多くなってしまうのです。

親友を作り辛い

最初に書いた通り、東京では知らず知らずのうちに競争が始まるので、その競争を勝ち抜くために自然に忙しい生活になってしまいます

そうなると、情報収集や有益な人脈作り、自己研鑽、恋人作りのための活動など、競争に勝ち抜くためのあらゆることでスケジュールが埋まってしまいます。

そんな生活を自分も他人も送っているため、信頼できる人間関係を作るのが容易ではありません。

じっくりと関係を作りたくても、みんな自分にとって利益になる関係にしか興味がないため、ただ自分の前を色んな人が通り過ぎていく日々になりやすいのです。

人間関係が多過ぎる

人の密度が濃いと、単純に人間関係が多くなり過ぎます。

希薄な人間関係ばかりが、数多く増えるので、そのお付き合いに追いかけられることになります。

会社の飲み会や知り合いが開催するイベント、人数合わせの合コンなど、義理で参加するスケジュールが多くなります。

また、単純に、SNSの友人の投稿に”いいね”することや、チャットのメッセージに返信することなども頻繁になります。

とにかく数が半端ないので、これらの事に尽き合うだけで疲れ切ってしまいます。

人に余裕がない

東京圏で生活している人は、激しい競争のためにいつも忙しくしているので、余裕がない傾向があります。

駅のホームでの喧嘩などは、よく見かけますし、困っている人がいても見て見ぬふりです。

みんな自分の生活で精一杯なので、他人に対して冷たくなりやすく、冷たくされた人はまた他人に冷たくするという悪循環になります。

全てにおいて混雑してる


人が多いので当たり前なんですが、東京はどこに行ったって混んでます。

こんな感じで混んでる場所を上げたらキリがありません!

  • 通勤電車
  • 道路
  • カフェ
  • ファストフード店
  • レストラン
  • 繁華街
  • 映画館
  • テーマパーク
  • 歩道

要はどこに行ったって混んでるってことです!

私が仙台に来て驚いたことは、仙台駅周辺以外は人が少ないことです。お店なんかはこれで営業が成り立つのか心配なくらいです。(仙台の人に言わせれば、少ないわけではなくこれが普通なんだそうです)

東京の人の多さは、様々な面で生活を不便にするのです。

街が不潔

東京は街が不潔です。

新宿や渋谷などの繁華街では、ゴミが腐って悪臭を放ってます。酔っ払いが吐いた汚物が、しょっちゅうその辺に散乱しています。

また、交通量も多く、大気汚染もあります。喫煙マナーも悪いので、外を歩いていると頻繁にたばこの煙の臭いがしてきます。

仙台に来て最初に実感したのは空気が綺麗なので、空が青く遠くまで綺麗に見渡せることです。そして、呼吸も非常に楽に感じました。

東京の場合は、この不潔感もじわじわと人を疲れさせる原因になります。


というわけで、ここまでは東京暮らしが疲れる理由を書いてきました。

こうしてみると、東京はもの凄くひどい場所のように感じるかもしれません。しかし、ここでは東京の悪いところを分かりやすく強調して書いているだけですし、もちろん良い所もたくさんあります。

大切なのはそういった欠点にしっかり対処して、東京暮らしを快適にすることです。

そこで、今度は東京暮らしに疲れないための対処法を紹介します。

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疲れないための対処法

私は仙台で生活をしてみて、東京と地方はまるで別の国のように違うと感じました。

同じ日本だからと言って、なんとなく東京で暮らし始めるとすぐに疲れ切ってしまいます。

そうならないためには、次の4つを心がけてください。

  • 境界線を引く
  • 人間関係を絞る
  • 癒しの場所を作る
  • 東京暮らしの目標と期限を持つ

それぞれを強い意志を持って実践することがとても大切です。

そういうことか、詳しく説明していきますね。

境界線を引く


東京で生活しているとすぐに人間関係が増えていきます。

学校の同じクラスの人たち、職場の同僚、何かのイベントで知り合った人たちなど、少し生活すればたくさんの関係ができます。

まず大切なのは、この関係の中で本当に重要な事にだけ反応し、重要じゃないことや自分じゃなくても済むことには関わらないようにすることです。

何かのイベントやSNSでのやり取りまで、全て重要な事とそうじゃない事の線をしっかり引いて自分のペースを守るようにしてください。

これはこの中でも、最も重要な事ですが、なかなか簡単ではありません。東京ではすぐにたくさんの人間関係ができて、その関係の流れに翻弄されがちです。

人からの要求に優先順位を付けて、時には”No”と言うためには訓練が必要です。大切なのは最初なので、「自分はNoという時はNoという人間なんだ!」と周りに理解してもらえるように心がけましょう。

人間関係を絞る

東京では希薄な関係は意識しなくても、自然にできていきます。

肝心なのは、本当に信頼できる人を選んで、その人とじっくり関係を作ることです。

自分の核となる人間関係を作った上で、様々な人と交流することが、流されないようにするために非常に重要です。

信頼できる人間関係とは、単に親友でも良いですし、何かのコミュニティでも構いません。

困った時にアドバイスをくれたり相談できる人なら誰でもOKです。

癒しの場所を作る

とにかく、東京は人が多い場所です。

そういった喧騒から逃れて、自分のペースを取り戻せる場所を作ることがおすすめです。

私の場合はとにかく人気の少ない場所が好きだったので、新木場にある若洲公園が好きでした。

自分にとって癒しを感じる場所ならどこでも良いので、そういったお気に入りの場所を作っておきましょう。

東京暮らしの目標と期限を持つ


私は個人的にこれが一番重要だと思います。

東京はやはり人間らしい生活をするには、厳しい場所です。生活環境の悪さや生活費の高さ、様々なストレスなどで健康を崩す人も多いです。

東京はただ何となく生活するには向いていないので、東京で成し遂げたい目標と期限を明確にして、それを達成するために期間を決めて生活することを強くお勧めします。

もちろん「東京が大好きで、何のストレスも感じない!」なんて人は、ずっと住んでいても問題ありません。

しかし、実際にはそうじゃない人も多いので、いつかは東京を出ていくことを人生の計画に入れて、東京暮らしの期間を決めて置くことが良いと思います。

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まとめ

今回は東京暮らしが疲れる理由について書きました。

もう一度その理由を軽くおさらいしておきます。

  • 色んな意味で過当競争になっている
  • 親友を作り辛い
  • 人間関係が多過ぎる
  • 人に余裕がない
  • 全てにおいて混雑してる
  • 街が不潔

どれも実はとにかく人が多いことが根底にあります。人間関係は希薄なのに、数だけがやたら多いため、疲れてしまうのです。


そこで、疲れないためには、次の3つがポイントになります。

  • 深く繋がる人間関係を絞る
  • 重要じゃない関係には境界線を引く
  • 自分のペースを守る

このポイントを押さえて生活していれば、東京生活では様々な事を経験でき、自分の成長につながります。

しっかりと目標を持てば、一生の友人も作ることができます!

東京での生活に、ただ流されるのではなく、自分らしさを持って暮らしてみてくださいね!