戦後の高度経済成長期に比べると、今の日本経済はの先行きに不安感が漂っていますね。そのような時世を反映してか、副業や資産運用を始める人が増えています。

皆さんの中にも、将来の生活の不安を無くすために、何かしているという方は多いかもしれません。

私も一時期は投資や資産運用のことをたくさん勉強しましたし、今でもやっています。

でも、そうやってお金のことを色々と勉強しているうちに、将来が不安だったら、お金を貯めたり増やすことは、かえって危ないことに気付いてしまいました。


実はこれからの世の中では株式や投資信託、不動産なんかよりもっと良い投資先があるんです

いったいそれって何なのでしょうか?

というわけで、これからの時代のお金の投資先としておすすめのものを皆さんに紹介します。

※ちなみにこれから紹介するのは、何かの新しい金融商品とかそういうお金を増やすようなものじゃないです。そういうのを期待してる人は、お時間を無駄にさせてしまうのは恐縮なので、読まないでくださいね^^;

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お金を貯めたり増やすのをやめた方が良い理由

おすすめの投資先を紹介する前に、まずお金を貯めたり増やすことが、なぜ危ないのか、その理由から見ていきましょう。

この記事にも書きましたが、今の日本の経済成長は停滞を続けて、これ以上の伸びしろは残っていません。
資本主義経済の成長はもう限界!生き残るためにはナマケモノになれ!

更には慢性的な少子化により、遂に日本は人口減少時代に突入しました。そうなると、市場規模もどんどん縮小していきます。

このように、日本はこの先どんどん経済規模が縮小していきます。

一般的に経済規模が縮小していく国の通貨は弱くなる傾向があります。

せっかく頑張ってお金を増やしても、そのお金の価値がどんどん目減りしていく時代がやってきているのです。

しかし、今の日本は経済的に豊かになり、お金で様々なサービスを購入できるようになりました。とても便利な世の中になりましたが、それが行き過ぎると、お金が無ければ生活できなくなってしまいます。

例えば東日本大震災の時には、不安に駆られてパニックになった消費者が、食料品を買い占めたせいで、スーパーの棚から商品が消え去ってしまいました。都市部に住んでる人は、自分で食料を生産することができないため、全てお金で購入する必要があります。

しかし、そもそも食料が不足してしまうと、価格が高騰したり、食糧自体が無くなってしまうため、いくらお金があってもお腹が満たされることはありません。

ちょっと極端な例ですが、いくらお金を貯めたり増やしたりしても、お金に価値が無くなってしまえば、元も子もないわけです。

私たち日本人は、お金があれば何も不自由なく、安心して生活できると錯覚しています。

でも、これからの日本経済の先行きは暗いですし、災害やリーマンショックのような経済危機があれば、一気にお金の価値が減ってしまうことを、私たちは経験済みだと思います。


しかしながら、お金の投資先の話をしてるのに、そもそもお金自体が頼りないなんて、矛盾してるような気がします。

でも、お金や投資そのものを否定しているわけではありません。要はお金の価値があるうちに、賢く使えば良いのです!

じゃあ、賢い使い道ってなんなのでしょうか?

次はいよいよおすすめの投資先を紹介します!

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おすすめの投資先

投資というと、私たちがイメージするのは、株式や投資信託、不動産のようなものですよね。

でも、これらの投資先の問題は返ってくるものが、お金だという事です。これからの時代は、お金が頼りないのにお金を生むものに投資してもしょうがないですよね?

つまり、お金以外で生活していくために重要なものに、投資することが大事なのです。

そして、その生活のために重要なものというのが、次の3つです。

  • 食料(Food)
  • エネルギー(Energy)
  • ケア(Care)

これらは、人間らしい生活をするために、重要なものと位置付けられています。重要なものゆえに、他人任せにせず、自分たちで自給することが大切です。

そのため、一定の地域内でこれらの自給圏を作ることが、大切と考えるようになってきているのです。

このような自給圏のことを、それぞれの頭文字をとって、FEC自給圏と呼びます。

したがって、自分が生活している地域で、FEC自給圏を作るための投資が、これからの時代は大切なのです!

というわけで、それぞれにどのように投資できるのか、順番に見ていきましょう。

食料


現在の日本の食料自給率は40%と言われています。つまり、60%は輸入に頼っているわけです。

経済的に豊かだったこれまでの時代は、安い外国産の食品を買うことができました。しかし、だんだんそれも難しくなってきています。

中国や東南アジアの国々が豊かになるにつれて、それらの国でも需要が増えているため、年々食品の値段は上がっています。

例えば大豆や魚介類などは、日本の食文化に欠かせないものです。かつてはどの国も大量に買ってくれる日本に輸出していましたが、最近ではこれらの食品の値段がどんどん上がり、日本の商社が”買い負ける“事が当たり前のように起きています。

また、日本は人口が減少していますが、世界の人口は増え続ける一方です。この記事を書いている2017年9月13日現在の推定の世界人口はおよそ74億2322万人で、1分間に約137人増え続けています。

世界中の有識者たちは、将来確実に食糧不足と水不足が起きると警告しています。

そんな未来では、お金をいくら貯めても、誰も私たちに食料を売ってくれないかもしれません。

まず大切なのは、食べ物の自給のために投資することです。

すぐにできることは次の2つです。

  • 自分で作る
  • 家庭菜園でも、ベランダのプランターでも良いので、自分で食べ物を生産する

  • その地域の物を買う
  • 地域の食糧生産機能を維持するために、その地域で生産された食べ物を買う

自分で作る場合は、得られる食べ物が、そのまま自分の利益になります。しかし、それ以上に食料を生産するノウハウが得られます。

このスキルがあれば、いつどこでも食料を自給することができるようになります。

実はこれが一番の利益です。

もし、自分で作るのが難しくても、その地域で生産された物を買うだけでも、十分効果があります。全ての利益が自分に返ってくるわけではありませんが、その地域の食糧生産機能を維持することは、将来必ず自分のためになるからです。

エネルギー


現在の日本のエネルギー自給率は、わずか6%です。

エネルギーには様々なものがありますが、私たちの生活に必須なのは何と言っても電気です。しかし、発電所を動かすための燃料のほとんどは輸入に頼っています。

しかし、このような燃料は、化石燃料がほとんどのため、地球温暖化につながる二酸化炭素を大量に排出します。

また、原子力発電所は事故を起こした時のリスクがあまりに高いことは、もはや言うまでもありませんよね。

このように現状では、生活に必要なエネルギーを作るためには、どうしても環境破壊が伴います

太陽光発電や風力発電でさえも、発電のために部品の多くはリサイクル不可能なので、少なからず環境破壊につながります。

それに、化石燃料も新興国の発展に伴い、どんどん需要が増えています。今はまだ供給過剰気味で値段は安定していますが、いつまで安定的に輸入できるか分かりません

普段、当たり前のように使っているエネルギーこそ、自給できるようにすることが重要です。

すぐにできそうなことと言えば、次の2つです。

  • 持続可能な方法の会社から買う
  • エネルギー自給や持続可能な方法でエネルギーを作っている会社と契約する。

  • 自分で作る
  • 自家発電する。調理する時の燃料に薪を使うなど。

まず一番現実的なのは、エネルギー自給や持続可能な方法でエネルギーを作っている会社から買うことですね。

今は電力やガスは、自分の好きな会社と契約することができるため、エネルギー自給に役立ちそうな事をしている会社と契約するのです。

理想的なのは、自分でエネルギーを作ることですが、太陽光発電は初期投資や維持費がかかります。薪を使うというのもあまり現実的ではありません。

エネルギーの場合は、使う量を減らすことが一番良いかもしれません。

ケア


ケアとは、医療や福祉、教育などの他、人間同士が助け合う関係全般を指します。

実は今の日本ではこれも危機的な状況です。

医療や福祉に従事する人の数は、慢性的に不足気味です。

また、大都市圏への人口の集中により、地方はどんどん人口が減っています。過疎化が進んだ地域では、地域のコミュニティが維持できず、住民同士の助け合いが減る一方です。

食べ物やエネルギーが無くても、人同士が助け合い、分かち合えば何とかなるものです。

そう考えると、実は一番大切なのは、このケアかもしれません。

ケアに投資と言っても、もはや普通の投資とはかなりかけ離れたものになります。

  • 地域に根差した生活をする
  • その土地に住んでる人と関わり合いながら生活する

  • 人と分かち合う
  • その土地のコミュニティに参加して、積極的に助け合うこと

困った時に最後に役に立つのは、人同士の助け合いです。

そのためには、地域社会を維持することが重要です。地域社会の維持と言っても難しいことはありません。

自分が気に入った地域に住んで、生活するために、その土地でお金を使い、その土地の人と関わりながら生活することです。

お金を投資するというよりも、地域の人との関係を大切にするための時間や労力を費やす。そんな考え方が重要です。

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まとめ

普通、投資というものは、自分に全ての利益が返ってくるものです。その前提で考えると、”その地域の物を買う”とか、”人と分かち合う”というのは、投資とは考え辛いですよね。

しかし、将来、個人主義では生きていけない時代が必ずやってきます。その時には、FEC自給圏を作っていく必要があるのです。

【FEC自給圏とは?】
食料(Food)、エネルギー(Energy)、ケア(Care)の3つを地域で自給することが大切という考え方。

人間らしい生活をするために重要なこれらを自給することが、これからの時代を生きるために重要!


今はまだ、お金があれば、食糧やエネルギーを始めとした、ほとんどのサービスを買うことができます。実際、今はまだ、お金を稼ぐことに専念した方が、効率よく豊かな生活ができます。

一方で、FEC自給圏に基づいた生活をすると、収入は減るかもしれません。しかし、将来にわたって、本当に安定した生活をすることが可能です。

そのため、収入が減ったと考えるのではなく、減った分の金額を自分の人生のために投資したと考えてみてください。

将来、本当に安定した生活をするために、例え収入が減っても、自分からFEC自給圏を作るためのライフスタイルに変える。これこそ、これからの時代に最もおすすめした投資方法です。

是非、皆さんもちょっと考え方を変えて、将来のために収入や便利な生活をちょっとだけ諦めてみてはいかがでしょうか?