誰もが、病気にかからずに健康な生活をしたいと考えていると思います。しかし、長い人生、病気になることもあるかもしれません。

それがもし、長期間のお休みが必要な病気であった場合、会社を休んだり、保険の申請のために、病院から診断書をもらう必要があります。

でも、実際に診断書をもらうとなると、分からないことだらけですよね?私も人生で大きな病気をしていますが、最初は診断書の料金やもらい方なんて全然分かりませんでした。

そこで、これから診断書を貰おうとしている方のために、私の体験から役立つ情報をお伝えしようと思いました。

というわけで、今回は病院の診断書の料金ともらい方を私の体験からお伝えしたいと思います!

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目次

診断書の料金

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診断書の発行は、医師が患者の状態を証明するための書類です。患者の病気や怪我の状況や障害の状態を、治療が必要な期間などを証明するためのものです。

そんな、診断書を書いてもらう際にまず分かりにくいのが、診断書の料金です。まずは診断書の料金を見ていきましょう。

料金は病院、用途によって違う!

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実は病院にとって、診断書発行業務は保険の適用範囲外なのです。そのため、診断書の料金は病院が自由に決めて構わないものです。

更には書式も病院の自由です。そのため、病院毎に料金は様々で、中には細かく用途を分けて、その用途ごとに料金を定めている病院もあります。

ここがちょっとややこしいところです。用途によって、診断書に書いてもらう必要のある情報が変わってきます。

特に医療保険の申請に使う診断書の場合は、保険会社によって記載してもらう必要のある情報が違います。

大きな総合病院の場合は、保険会社を伝えるとその会社用の書式で、診断書を書いてくれるところもありますが、小さな病院だとそのような柔軟な対応ができない場合が多いです。

医療保険用の診断書の場合は、まずは保険会社に診断書の様式を問い合わせることをおすすめします。

用途別の目安となる料金

診断書の料金は、病院によって違います。しかし、大体の目安の料金が決まっています。

診断書の用途としては、仕事を休職する時と医療保険の申請の時が、主なものだと思います。それぞれの診断書の目安の料金は次のような金額です。

  • 会社提出用
  • 3,000円~5,000円

  • 保険会社提出用
  • 5,000円~7,000円


この金額はあくまでも目安なので、正確な料金は病院に問い合わせてください。

また診断書の料金の地域別の平均額はこちらの記事に詳しく書いたので、参考になさってください。
病院の診断書の料金!診断書ってどうしてこんなに高いの?

さて、料金の次に気になるのは、実際の診断書のもらい方だと思います。次は診断書のもらい方を見ていきましょう。

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診断書のもらい方

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診断書のもらい方も実は病院によって様々です。

大きな流れは以下のようになります。

  • 医師にお願いする
  • 病院のルールに従い手続きする


流れはこれだけですが、病院やお医者さんによって、微妙に違いがあるので、順番に説明していきます。

医師にお願いする

まずは診察を受けた際に、お医者さんに診断書を書いてもらえるようにお願いします。

お願いする際には、次の事を伝えましょう。

【医師に伝えるべき情報】

  • 使用目的
  • 仕事を休職するため、医療保険を申請するためなどの目的を伝えます。

  • 提出先
  • 仕事を休職するためなら会社、医療保険の申請のためなら保険会社となります。

  • 書いてもらいたい内容
  • 会社や保険会社によって、診断書に書いて欲しい内容は違うので、必要な情報を正確に伝えてください。

特に診断書に書いて欲しい内容は、正しく伝えてください。診断書は保険が効かないので、100%自己負担です。そのため、必要な情報が記載されていない場合は、再度、診断書の発行が必要になってしまいます。

書いて欲しい内容は、前もってちゃんと伝えられるようにしておいてください。

病院のルールに従い手続きする

診断書を書いてもらえることになった場合でも、実際に発行してもらえるまでの手続きは、病院によって違います。

大きく分けると次の2つです。

  • お医者さんがその場で書いてくれる
  • クリニックなどの小さな病院の場合は、お医者さんが診察中にその場で書いてくれます。

  • 診断書(証明書)発行窓口で申し込む
  • 総合病院や大学病院などの大きな病院は、診断書や各種証明書発行専用の窓口で申し込みます。通常、何日間か時間がかかるため、急いでいる時には不向きです。


急いでいる場合や、書いて欲しい内容を細かく伝えたい場合は、お医者さんがその場で書いてくれる病院を選ぶと良いでしょう。

ここまでは診断書の料金やもらい方を見てきましたが、実際に病院に診断書を書いてもらう場合には、いくつか注意点があります。そこで、次は私の経験から診断書をもらう時の注意点をお伝えします。

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実際に診断書をもらう時の注意点

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診断書をもらう際には、ただやみくもに診断書の発行をお願いすると、思わぬ無駄が出る場合があります。

そこで、実際に診断書をもらう場合には、次の2点を注意しましょう。

  • 診断書を書いてもらう前に、必要な情報を確認する
  • 会社に言う前に、診断書を書いてもらえるかどうか確認する


これらはトラブルや2度手間を防ぐために重要です。順番に説明していきます。

診断書を書いてもらう前に、必要な情報を確認する

既に説明した通り、診断書を書いてもらう際には、必要な情報をしっかり明記してもらう必要があります。必要な情報が書いてない場合、診断書の再発行やトラブルにもなりかねません。

私の場合は会社から、「社内手続きのために必要なので、休養を要する期間を明記して欲しい」と言われていました。そのため、お医者さんにそのことを伝えて、期間を書いてもらうようにお願いしました。

このように必要な情報は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

会社に言う前に、診断書を書いてもらえるかどうか確認する

私の場合は、体調を崩して仕事を休職したかったため、診断書が必要になりました。

しかし、会社に先に相談してしまうと、もし、診断書がもらえなかった場合に、会社側を振り回してしまい迷惑になってしまいます。

そこで、先にお医者さんに相談して、診断書を書いてもらえるかどうかを先に確認しました。そして、次に会社に相談して、診断書に書いてもらう必要のある情報を確認してから、実際にお医者さんに診断書を書いてもらったのです。

何回か病院に行かなければいけませんが、手間と時間がかかるようで、実はこれが一番トラブルの少ないやり方です。

是非、参考にしてみてください!

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まとめ

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今回は診断書の料金ともらい方をお伝えしました。

診断書はただもらえば良いというものではありません。診断書には必要な情報を明記してもらうことが重要です。

一番のポイントは、書いて欲しい情報をあらかじめ確認しておくことです!

診断書は書いてもらう必要が無ければ、それに越したことはありません。しかし、もし診断書が必要になったら、是非、今回お伝えした事を参考にしてくださいね!