どのようなことでも、成功するためには、努力することが大切ですが、それ以前に才能が必要ですよね。
自分には才能が無い分野で、どんなに努力しても、成果を出すことは難しいと思います。
私はこうしてブログ運営をしていますが、人に読んでもらえるようになるまでには、たくさん努力しました。でも、やはり、それだけではなく、それなりの才能があったからではないかと思います。
しかし、振り返ってみると、成果が出るまでは、”自分に才能があるかどうか?“を、常に心配していました。
たくさんの時間と労力を注ぎ込んでいるのに、自分に才能が無かったとしたら、ショックですよね?
どのような道を選んだとしても、それに合った才能が無ければ、目指すゴールに到達できないでしょう。どうせ努力するのであれば、自分に才能があることで努力するべきですよね?
そこで、今回は自分の才能の見つけ方と、自分には才能が無いと見分けるための基準をお伝えします。
目次
才能を見つける方法
どんな人でも、普通に生活しているだけでは、自分の才能に気付くことは難しいですよね?
誰かに教えてもらえたら、これほど楽なことはないと思いますが、少なくとも私はそんな人に出会ったことはありません。
才能を見つけるのが難しいのは、結局はある程度の成果が出てからでないと、その判断ができないからです。
つまり、自分の才能を見つける方法は、簡単に言えば「最小限の時間と労力で、才能があるかどうかを確かめる」ことを繰り返すしかないのです。
その具体的なポイントが次の4つです。
- 好きなことをやる
- とにかく行動する
- まず0を1にする
- 楽しさ喜びの気持ちを維持する
やみくもに考えていては、いつまでも自分の才能を見つけることはできません。
これらの4つのポイントを押さえることが大切なので、それぞれを順番に説明しますね。
好きなことをやる
まず一番大切なのが、自分が好きなことの中から探すことです。
自分が才能を発揮できることは、必ず自分が好きなことです。
そのため、才能を探す時には、自分が好きなことや特異な事は何かを考えましょう。
子供の頃に夢中になったことや、休みの日に決まってやることなど、自分が好きなこと、得意な事をリストアップしててください。
この時に注意して欲しいのは、好きだったことが直接、自分の才能と結びつくとは限らないということです。
例えば、私はシステムエンジニアだったので、パソコンを使った仕事やインターネットの知識が豊富でした。また、毎日のように打ち合わせや、メールのやり取り、マニュアル作りなどをやっていたため、物事を分かりやすく説明することが得意でした。
このようなシステムエンジニア時代に得意だったことが、今のブログ運営に非常に役に立っています。
しかし、当時はインターネットの知識や、物事を分かりやすく説明できることが、ブログ運営の才能に通じるなんて、全く考えもしませんでした。
このように自分の好きなことや得意なことが、意外な才能につながるかもしれません。
この時点ではあまり考え過ぎず、とにかく思いつくことを、たくさんリストアップしてみてください。
とにかく行動する
好きな事、得意な事をリストアップすると、自分に合ってそうなことが、ハッキリ分かってきます。
ただし、それがそのまま自分に才能があるかというと、そう簡単ではありません。
そこで、次は、自分に合ってそうと思うことを、実際に行動に移します。
いきなり実行するのが難しければ、経験者の話を聞くなんてのでも良いです。
才能と言うものは、頭で考えているだけでは、見つけることができないものなので、とにかく行動に移すことが大切です。
失敗しても大きな損失にならない範囲で、行動を始めてみてください。
まず0を1にする
0を1にするとは、ちょっとで良いので、何か成果を出すということです。
成果を出せるということは、とりあえずは結果を出せるレベルまで達しているということです。
そこまで行けば、後は今やっていることを、もっと効率化したり、作業の質を改善して、成果を増やすことをすれば良いわけです。
実は0を1にするということは、とても難しいものです。
実際に行動してみれば分かりますが、才能の欠片も無ければ、0を1にすることすらできないものです。
0を1にできるかどうかの時点で、才能があるかどうかが分かってしまうことが多いと思います。
楽しさ喜びの気持ちを維持する
0を1にできたら、あとは成長を続けながら、同じことをするだけです。
才能があれば、どんどん成果が増えていくはずです。
この時に意識するのが、楽しさや喜びといったポジティブな気持ちを維持することです。
一番大変なのは、1になった成果を10とか100に拡大していく過程です。
なかなか思うようにいかなくて、不安になったり、モチベーションが下がってきたりして、続けるのは簡単ではありません。
そのような時でも、楽しさや喜びなどの気持ちを切らさないようにするのです。
この気持ちが維持できるかどうかが、大きなポイントになります。
自分に才能が無い分野では、あっという間にこのようなポジティブな気持ちが無くなってしまいます。
このような気持ちを維持するのは、なかなか難しいのですが、それができないようでは、才能があるかどうかは怪しいでしょう。
このように才能があるかどうかというのは、基本的にやってみないと分かりません。
“この分野で、自分は才能があるかどうか?”を確認することを効率的にやる事がポイントなのです。
そして、そのためにもう一つ重要なことがあります。それが、”この分野では自分に才能が無い!”ことを判断する方法です。
これができないと、大切な時間と労力を無駄にしてしまうことになります。
そこで、次は才能が無いと判断する基準を紹介します。
才能が無いと諦める時の判断基準
どのような事であっても、成功するのは大変なことです。
必ず不安や疑いの気持ちが出てきます。モチベーション維持が辛くなる時期もやってきます。
そうなると、諦めたくなる気持ちがでてくるかもしれません。
実はその時の気持ちが、重要なのです。
ポイントはただ一つです。それはその時の気持ちが次の2つのどちらなのかと言うことです。
- 本当に成功するかどうか不安
- やっていて辛いだけで、全然やりがいを感じない
“このまま続けていて成果が出るのだろうか?”というような不安は、モチベーションを低下させ、諦めたくさせるものです。
しかし、このような不安は、成果が出るとすぐに消えて、またモチベーションが戻ってくるものです。
一方で、辛いだけで、楽しみや喜びを感じられないようであれば、その分野では才能が無いと判断した方が良いかもしれません。
例えば、私はシステムエンジニアをやっていたわけですが、システム開発という仕事は好きで、自分に合ってると思っていました。
しかし、自分にも周りにも、無理なスケジュールと予算で仕事をすることを強要することは、とても辛かったです。同僚たちは、ストレスで次々と体を壊していき、最後には私自身も体を壊してしまいました。
このようなストレスを感じるということは、才能が無い可能性が高いのです。
“この道は自分に向いている”と思うことと、”自分にはこの道の才能がある”ことは必ずしも同じではないのです。
もし、辛くいだけで、何のやりがいも感じられない状態が続くのであれば、その道の才能が無い可能性が高いので、他の道を探しましょう。
まとめ
というわけで、今回は自分の才能の見つけ方をお伝えしました。
どんなことでも成功するためには、才能と努力が必要です。しかも、自分に才能があるかどうかを判断するためにも、ある程度の努力が必要です。
ただ、頭で考えているだけでは、見つけられないのが厄介ですよね。
そこで、才能の見つけ方を簡単にまとめておきますね。
- 好きなこと、得意なことを、始めてみる
- 0を1にする
- 楽しさ喜びの気持ちがあるかどうかが重要
行動しなければ、自分に才能があるかどうか分からないので、まずはやってみること。
ほんの少しであっても、成果を出すのは、才能が無ければ難しいこと。
才能が無い分野で、ポジティブな気持ちを維持するのは、困難。
考えてるだけでは、自分の才能を見つけることはできません。
やはり、実際に行動してみて、自分に才能があるかどうか試してみるのが一番です。
1日や2日で判断できることではないので、人生の時間を無駄にしないためにも、上手に自分の才能を見つけ出してくださいね!