生活していくためには、お金を稼ぐ必要があります。私たちの誰もが安定した収入源が欲しいと思っていますよね?

でも、一言でお金を稼ぐって言っても、色んな手段があります。多くの人がまず思いつくのは、会社に勤めたり、アルバイトをしたりすることではないでしょうか?

でも、これだと働くのを止めてしまうと、収入も無くなってしまいます。

だから、理想的なのは、稼ぐ仕組みを作る事、すなわち自動的に収益が上がるようなビジネスをすることだ、なんてよく言います。

でも、私はこれだと微妙に違う気がします。

本当に収入を安定させたいのであれば、実は自動収益化できれば何でも良いというわけじゃありません。

これが分かってないと「こんなはずじゃなかった!」なんて後悔することになるかもしれませんよ!

というわけで、稼ぐ仕組みを作ることがどういうことなのかを掘り下げて見ていきます。

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目次

稼ぐ仕組みって何?

まず、稼ぐ仕組みって何なのでしょうか?

これがよく分かってないと、自分の思い通りのライフスタイルを実現することの妨げになるかもしれません。そのため、まずはここから見ていきましょう。

実は世の中のビジネスは、全て稼ぐ仕組みを作ることなのです。でも、実際はほとんどの人は、稼ぐ仕組みを作っているわけではなく、稼ぐ仕組みを利用しているだけです。

例えば、自動車メーカーの経理の社員は、車を作ったり販売しているわけではないのに、なぜ給料が貰えるのでしょうか?同じように営業の社員は、自分で車を開発してませんが、なぜ給料が貰えるのでしょうか?

自動車メーカーには、車を設計開発して、実際に製造し、それを販売するという一連の仕組みが出来上がっています。

経理の社員も、営業の社員も、その巨大なお金を稼ぐ仕組みを利用してお金を稼いでいるのです。自分はその巨大な仕組みの一部の機能を担うことで、その他の仕組みは会社(つまり他の社員達)が代行してくれることで、給料を貰っています。

このような収入の形態は、自動車メーカーというお金を稼ぐ仕組みに依存しているため、どんなに頑張っても収入が上がる幅は限られます。また、稼ぐ仕組みが回らなくなる、つまり、会社の業績が傾くと、自分の働きに関係無く、収入が減ることになります。

それでも、仕事内容に問題や不満が無ければ、問題は無いかもしれません。しかし、時代が移り変わり、労働環境が変わってきた今では、仕事の厳しさは増してきて、過重労働や仕事のストレスが問題になってきています。

そして、企業の業績も昔のような好調さは失われてきています。そのため、収入は上がらず、下手をすればリストラされる可能性だってあります。

つまり、時代と共に、人が作った稼ぐ仕組みを利用するメリットが失われてきているわけです。

問題は、人が作った仕組みを利用していることです。そして、このことは、自動的に収入を生むビジネスを作ったとしても変わりません。

いったい、なぜそれが問題なのか?次はそのことを説明していきます。

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自動収益化できても仕組みを利用していては不安定

例えば自動的に収益が上がる仕組みとして、分かりやすいのが株式や投資信託などへの投資です。

配当金や分配金は自動的に収益が上がるものと言えます。

でも、株式や投資信託は売買する際に証券会社を通じて行う場合がほとんどです。つまり証券会社の仕組みを利用するための手数料を取られてしまいます。実際にやっている人なら分かると思いますが、この手数料は意外に高く、利益の大部分を奪ってしまうこともしばしばあるくらいです。

また、よくネットビジネスなどをお金を稼ぐ仕組みが作れるとか、収益が自動化できるなんて言って、安定的な収益が見込めるように言っているのを見かけます。

しかし、商品を転売する物販形式の場合なら、Amazonやヤフオクなどのプラットフォームを利用しています。この場合も手数料を取られることになりますし、何らかの理由でアカウントを剥奪されてしまうと、一気に収入が無くなってしまいます。

Webサイト運営によって、広告収入を得る形式の場合なら、広告配信サービスを利用して収入を得ることになります。Webサイトの場合は検索エンジンの表示順位が重要ですし、広告配信サービスのアカウントを剥奪されてしまうと、やはり一気に収入が無くなってしまいます。

私自身もブログ運営をしているわけですが、常にこのリスクは付きまといます。Googleや広告配信サービスという仕組みを利用している限りは、逃れられない宿命なのです。

しかし、賃貸住宅から家賃を得る方法などは、自分の保有物件を貸すだけなので、誰かの仕組みを利用しているわけではありません。しかし、物件購入のためには大金が必要なので、リスクが大きくなってしまいます。

このように多くのビジネスは、誰かの作った仕組みを利用することで成り立っています。そして、誰かの仕組みを利用しないで済むビジネスは、大変だったりリスクが高いものばかりです。

では、いったいどのようにすれば、安定した理想的な収入源を作ることができるのでしょうか?

それには、少し視点を変える必要があります。

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仕組みを作る能力を使って稼ぐ!

安定収益を生む仕組みを作ることができれば理想的です。

でも、実際には人が作った仕組みを利用している限りは、収益を完全に安定させるのは難しいです。

仕組みを利用しない方法は、リスクが高くなります。

リスクが低くて、他人の仕組みを利用しない方法なんて、もはや食料やエネルギーを自給自足する生活をするくらいしか無いでしょう。

では、どうしたら、私たちは安定した収入源を作ることができるのでしょう?

そのカギは自分自身の中にあります。

恒久的に安定収入を生む仕組みなど、世の中にはありません。しかし、収入を生む仕組みを作るのは、人間であり、自分自身です。

つまり、まず稼ぐ仕組みを作る力を身に付け、それを利用してお金を稼ぐことが重要なのです。

例えば、自分のスキルを使って、何かのワークショップやセミナーを開催するとか、自分の持っているノウハウを使ってコンサルティング業をするとかです。

これらは自分の知識やノウハウをお金に換えることです。

つまり、これは自分自身の中に、お金を稼ぐ仕組みを作るのと似ています。自分自身が、お金を生み出せるようにするのです。

そして、それにはまず自分自身の中に、売ることができるスキルやノウハウを身に付けることが重要です。そのためにはまず、何かしらのお金を稼ぐ仕組みを作り出すことです。

それができたら、その仕組みを作るスキルやノウハウを利用して、お金を稼ぐのです。

このように自分自身の中にお金を作る仕組みを作ることを考え、そのための行動を起こすことを考えると、自分に合ったお金を稼ぐ仕組みを作ることができるはずですよ!

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まとめ

安定した自動収益化システムというのは、所詮は夢のようなものです。

人の作ったお金を稼ぐ仕組みを使わずに、ビジネスをするのは難しいです。そして、人の仕組みを使わないビジネスというものは、リスクが大きくなります。

大切なのは、自分自身の中にお金を稼ぐ仕組みを作ることです。

でも、そのためにはやっぱり、まずは自分自身の外側にお金を稼ぐ仕組みを作ることです。

それが、自分自身の中にお金を稼ぐ仕組みを作るための第一歩になるのです。

まずは、会社に所属するような完全に仕組みの一部になるような方法以外で、お金を稼ぐことをやってみてください。

現代の日本人は、自分で仕組みを作るという発想を持った人が、決定的に少なくなってしまっています。

そんな時代だからこそ、自分の手でお金を稼げる人は、チャンスが多いのです。

是非、行動を起こしてみてくださいね!