日曜日の夜になると、明日の仕事に行くのが、憂鬱に感じるという人は多いのではないでしょうか?

ある調査によると、日本人の労働者の50%が、この憂鬱さを感じたことがあるのだとか…。

サザエさんのエンディングテーマを聞くと、憂鬱になることを『サザエさんシンドローム』と呼ぶのは有名ですよね…。

そして、次に日の朝、目覚める時に今が月曜日だと気付いた時のガッカリ感は、本当にたまらないものがありました。

妻はテンションの低い私を見ていて、いつも心配だったそうです。

皆さんもこのような経験をしたことがあるかもしれませんね。

このような憂鬱さは仕事の生産性も下げますし、何よりも心の健康のために良くありませんよね。

でも、この憂鬱さはちょっとしたことで軽くすることができるんですよ!

そこで、今回は日曜の夜の憂鬱さを解決するための方法を、お伝えしたいと思います。

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目次

日曜日の夜の憂鬱を消す方法

日曜日の夜の憂鬱さを消すためには、やはり、憂鬱に感じる原因にしっかり向き合うことがとても重要です。

仕事を嫌に感じる理由は、”仕事がストレス“、”仕事が楽しくない“、”精神的・肉体的な疲れ“のどれかであることが多いです。

そのため、自分がどれに該当するかを考えて、それぞれに対応した対処方法をすると効果的です。

具体的には次の3つです。

  • 月曜日の仕事の計画を立てる
  • 仕事が終わった後の楽しいことを考える
  • いっそ休んでしまう


それぞれについて、具体的に説明しますね!

月曜日の仕事の計画を立てる

仕事に憂鬱さを感じる理由で、最も多いのは、”苦手な仕事がある”、”人間関係の問題”など、仕事や職場環境のストレスではないでしょうか?

このような仕事自体がストレスの場合は、苦手に感じてる理由にしっかりと対処することが重要です。

どういうことか私を例にして説明しますね。

私の場合、部長へのプレゼンが苦手でした。このようなプレゼンがある週の日曜日は本当に憂鬱でした。

しかし、この部長はとてもチェックが厳しいのですが、課長のことを信頼しているので、課長の助言があるとすんなりOKが出るという特徴がありました。

そこで、まずプレゼン資料を課長に見てもらい、アドバイスを貰います。また、そうすることで、課長の頭の中にも、私がプレゼンする内容の全体像を把握してもらうのです。

これをやっておくと、かなりの確率でプレゼンが上手くいくのです。

そのため、日曜日に憂鬱に感じ始めたら『資料を○曜日までに作って、その次の日に課長に見てもらって…』と大雑把な計画を頭の中にイメージするのです。

こうすることで、嫌な仕事でも、粛々と作業を進めるだけになり、憂鬱さが小さくなるのです。

憂鬱さというのは、大抵は問題を曖昧なままにしておくことで出てくるものです。そのため、憂鬱さの源と向き合い、ハッキリさせることがポイントです。

私の例のように具体的な行動までイメージできなくても、憂鬱さの原因がハッキリするだけでも、かなり効果があるので、やってみてください。

仕事が終わった後の楽しいことを考える

仕事が終わった後の楽しいことをイメージしたり、自分にご褒美を用意するのも効果的です。

仕事が楽しくない場合に、とても有効な方法です。

録画しておいたドラマを観るとか、何か美味しいスイーツを買って帰るとかでも良いですし、週末に楽しい予定を入れるのでも構いません。

憂鬱さが無くなり、モチベーションが湧いてくるようなことを考えると良いですよ^^

いっそ休んでしまう

憂鬱に感じる理由が思い当たらない場合は、もしかすると心や体が疲れているのかもしれません。

このような場合は、そもそも仕事をせずに休んだ方が良いでしょう。

無理して仕事をしても、どんどん生産性が落ちて、最終的には健康を害してしまう恐れだってあります。

もし、完全に休むのができない場合は、半休を取ったり、定時で帰るとかでも良いでしょう。

そもそも月曜日は、一週間の中で最も生産性が低い日です。月曜日から金曜日までの仕事の生産性を分析してみると、月曜日が最低で、そこからだんだん上がっていき、水曜日をピークにまた下がっていくそうです。

それだったら、月曜日から無理する必要は無いと思いませんか?

憂鬱な理由が分からない時が一番厄介なので、勇気をもって休むことも考えてみてください。

さて、ここまでは日曜日の夜の憂鬱さの対処法をお伝えしてきました。

しかし、憂鬱さの原因が一時的なものであれば、この方法で良いかもしれません。

でも、毎週のように続くのであれば、根本的な対策が必要かもしれません。

そこで、次は憂鬱さの根本的な対策について考えてみたいと思います

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憂鬱にならないライフスタイルは必ずある!

私もそうでしたが、毎週のように、日曜日の夜に憂鬱になるような生活をしていると、それが当然のようになってしまいます。

そんな状態が続いても、なんとか生活しているので、もはや無理に現状を変えようなんて考えなくなってしまうわけです。

でも、そのような状態の人こそ、現状を変える必要があります。

日曜日の夜に憂鬱になるのは異常

まず、強調したいのは、憂鬱になるのは当然のことでは無いですし、自分の能力とか適正に原因があるのでもありません

サラリーマン時代の私は、仕事は基本的に大変なものだと思っていました。だから、日曜日の夜だって、憂鬱になるのは当然で、それでも頑張らなければいけないと思い続けていました。

でも、今の私は日曜日の夜に憂鬱になることはありませんし、そもそも仕事自体楽しんでやっています。

問題は現代の日本社会では、働き方の多様性が失われてしまっていることです。

こちらの記事にも書きましたが、いわゆるサラリーマンは全体の8割です。会社や団体から給料を貰う働き方をしている人まで入れると、ほぼ9割にもなります。
日本のサラリーマンの割合!サラリーマンを辞める方法とは?

しかし、サラリーマンのような働き方が誰にでも合ってるわけありません。理想の働き方なんて十人十色なのに、収入を得るための働き方が、ほぼサラリーマン一択になっている日本社会の現状に、まず問題があるのです。

そもそも、憂鬱になるまで、仕事を頑張っているのであれば、仕事内容や職場環境が原因である可能性が高いでしょう。

そうなると、今のままで無理せず、正しい方向性で努力することが大切になります。

正しい努力をするべき

どんな人にも理想の職業や働き方があります。

私はシステムエンジニアでしたが、システム開発やソフトウェア開発などの仕事は好きでしたが、サラリーマンという働き方が自分に合いませんでした。

そこで、サラリーマンを辞めて独立したわけです。

もちろん今の世の中で、サラリーマンを辞めるのは、リスクがあります。収入を得るためには、努力や才能だって必要でしょう。

実際、私も自分なりに努力しましたし、今でも油断せず努力を続けています。

しかし、この仕事が好きですし、努力を苦に感じたことはありません。恐らく、サラリーマン時代よりも、はるかに努力しているんじゃないかと思います。

大切なことは、正しい方向性の努力をすることだと思います。

正しい努力は、精神的にも物質的にも最大の利益をもたらしてくれます。そして、正しい努力は疲れや苦を感じることがありません。

だから「これなら苦にならない!」という仕事や働き方を見つけて、そのような仕事で努力するべきです。

辛いなら今すぐ行動する

本当に辛いのであれば、今すぐ行動すべきです。

自分に合ってない仕事のために、無理な努力を続けるのは、無駄でしかありません。自分も同僚も会社も誰も得しません。

行動を起こすのは、エネルギーが必要で、失敗するリスクだってあります。そのような痛みを伴うことは、なかなかできないかもしれません。

一方、現状は辛くても、毎日なんとか生活できていると、そんなそれなりの生活でも構わないと思いやすいものです。

実は人間は利益を確実に手に入れ、損失を完全に避けようとする傾向があります。これはプロスペクト理論と呼ばれ、人間の自然な傾向として広く知られています。

見方を変えれば、自分の自然な考えに従っていると、今の辛い状況からはいつまでも抜け出ることができないということです。

本当に現状を変えたいのであれば、自然な自分を捨てて、是非、行動を起こしてくださいね!

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まとめ

というわけで、今回は日曜日の夜の憂鬱さの対策を色々とお伝えしました。

もし、その憂鬱さが一時的な者であれば、是非、今回紹介した次の方法を試してみてください。

  • 月曜日の仕事の計画を立てる
  • 憂鬱に感じる原因への対処法を計画する

  • 仕事が終わった後の楽しいことを考える
  • 仕事を頑張った後の楽しみを考えたり、ご褒美を用意する

  • いっそ休んでしまう
  • 思い切って仕事を休んだり、定時で帰るようにする


でも、問題は毎週のように、日曜の夜に憂鬱なる場合です。

頑張っているのに、仕事をストレスに感じるのであれば、根本的な対策が必要かもしれません。

そんな時には、是非、正しい方向性の努力を考えてみてください。

「これなら、苦に感じない!」、「楽しく続けられる!」そのようなものを見つけることが、まず大切だと思います。

こちらの私のメルマガも役に立つかもしれないので、是非、まずは自分の理想の仕事や働き方を探してみてください!