私は18年間、サラリーマンをやっていました。しかし、サラリーマンという働き方が合わずに体を壊してしまい、仕事を辞めて自立する道を選びました。

今になって振り返ってみると、大学を卒業した当初からサラリーマンは、向いていなかったと思います。しかし、それに気付かずにいつか自分に合う仕事が見つかると考え、時には転職しながら、サラリーマンを続けていたのです。

サラリーマンという働き方自体が、自分に合っていないことを薄々気付いていながら、他の働き方は自分には不可能だと思い込んでいました。

しかし、独立起業している色んな人から話を聞いたり、情報を集めたりしている中で、実は独立した働き方には、様々な形があることを知りました。そして、今はその中から自分に合った働き方を見つけることができました。

今回は日本のサラリーマンの割合起業活動率などの数字を見ていきながら、サラリーマンを辞めて独立する決心をするための方法をお伝えします。

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目次

日本のサラリーマンの割合と起業活動率

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まずは日本におけるサラリーマンの割合と起業活動率を見ていきます。

就業人口に対する働き方の割合

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日本で働いている人の中で、サラリーマンという働き方をしている人はどれくらいいるのでしょうか?

2015年5月31日時点での日本のサラリーマンの割合はこのようになっています。

【日本のサラリーマンの割合】
人数(万人) 就労人口に対する率 備考
就労人口 6,376
自営業 705 11.1% 自営業主の家族で、無給で働いている者(いわゆる家事手伝い)も含む。
雇用者
(経営者・役員含む)
5,640 88.5% 会社や自営業主に雇われて給料をもらっている従業者、あるいは経営者・役員。
雇用者
(正規・非正規の合計)
5,293 83.0% 経営者や会社役員を除いた雇用者。非正規雇用やパート、アルバイトも含む。

サラリーマンと言った場合は正社員や契約社員をイメージすると思います。しかし、サラリーマンを広い意味で「給料をもらう働き方」と定義すると、全体の88.5%の人がサラリーマンということになります。

ただし、その中には自分で起業した経営者や、いわゆるサラリーマンとは違う働き方をしている経営者に近い人も含まれています。

そこで、更にそこから経営者や会社役員を除いた率を見てみると、83.0%となります。

全体の8割以上の人たちは、会社や団体、官公庁などに勤めてお給料を貰うという働き方をしているわけです。

日本の起業活動率

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次に起業活動率を見てみましょう。

起業活動率とは、独立・会社内を問わず、新しいビジネスを始めるための準備をしている。あるいは、新しいビジネスを始めて、給料や収入を得るようになってから3年半以内の人たちの成人人口に占める割合です。

日本以外にも主要な国々の起業活動率を表にしてみました。

【各国の起業活動率】

国名 起業活動率 備考
ザンビア 39.9% 自営業しかできないから!?
ナイジェリア 39.9% 自営業しかできないから!?
ブラジル 17.3%
中国 14.0%
アメリカ 12.7%
イギリス 7.1%
韓国 6.9%
ロシア 5.8%
ドイツ 5.0%
フランス 4.6%
日本 3.7% データがある国の中で下から2番目
イタリア 3.4%

起業活動率が高くなる傾向があるのは、アフリカや南米などの経済的に未発展の国です。恐らく、勤めたいと思っても、雇ってくれる企業などが少ないからでしょう。

先進国では全体的に低くなる傾向があることから、企業活動率が低いのは悪いこととは言えないません。むしろ、多くの人の就職先があるのは、良いことと言えるかもしれません。

しかし、日本の場合はいくら何でも低過ぎです。働き方の多様性が低い事は、うつ病になる人が増える要因のひとつになっています。

日本の場合、大人になったら就職するものという考え方が主流です。大学を卒業した人のほとんどは企業に就職します。

なぜ、日本人には独立する人が少ないのでしょうか?今度はその理由を考えてみましょう。

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日本人が起業しない理由

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日本はなぜ独立する人が少ないのでしょうか?

起業したいと考えている人が、実際には起業しない理由のトップ5は次のような理由でした。

  1. 自己資金が足りない
  2. アイディアが思いつかない
  3. リスクが大きい
  4. 起業に必要な法律の知識が無い
  5. 稼げそうにない


これらの理由から、起業しない事の裏側には、実は単純な知識不足情報不足があることが見えてきます。

なぜなら、世の中には、アイディアに対して資金を提供してくれる仕組みがあり、自己資金が少なくても、リスクを少なくして起業する仕組みがあります。法律の知識も専門家に依頼して、必要なことをやってもらえば済んでしまうかもしれません。

普通にサラリーマンとして生活していると、起業のやり方を学んだり、有益な情報を入手する機会も少ないものです。

別に優れた経営の才能や、ビジネスのアイディアは必要ありません。大切なことは、ちょっとした情報や知識を知ることなのです!

では、どのようにすれば、そのような情報や知識を手に入れることができるのでしょうか?

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サラリーマンを辞めるには?

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サラリーマンを辞めるためには、独立に必要な情報や知識を集める必要があります。

それには次の3つの事を実行しましょう!

  • 独立している人の話を聞く!
  • 同じ志を持つ人のグループに入る
  • まずは1円でもいいので、自分の力で稼ぐ!


誰でも最初は才能もアイディアもありません。必要なのは、自分にもできるという希望です。それぞれ説明していきますね!

独立している人の話を聞く!

まず、一番最初は既に独立している人の話を聞くことです。

その人が独立起業しようと思ったきっかけや、苦労や喜びなど、色んなことを聞いてください。

ポイントはその人の心や考え方を理解することです。

同じ志を持つ人のグループに入る

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次は、自分と同じように、独立しようとしている人のグループに入ることです。

そういう人たちのグループでは、様々な情報や知識を得ることができます。そして、何よりも重要なのは、同じ志を持っている人たちは自分を励ましてくれることです。

他人と違う事をやり遂げるには、モチベーションを維持することがとても大切です。そのため、自分のやっていることを否定する人との付き合いは程々にして、自分のやっていることを認めて励ましてくれる人との関係を深めていきましょう。

グループに入るといっても、数人の友人たちのグループでも良いですし、何かのコミュニティに入るのでも構いません。

まずは1円でもいいので、自分の力で稼ぐ!

最後は1円でも良いので、とにかく自力で稼ぐという事です!手に入れた情報や知識の中から、何でも良いので自分でもできそうな事をやって、自力でお金を稼いでみてください。

勤め先から貰った給料収入ではなく、自分の働きで直接稼いだお金は、金額以上の知識と経験を自分にもたらしてくれます

自力でお金を稼いだ瞬間に、今まで「不可能」だった事が、「可能」な事に変わります。この自分の心の変化が計り知れないくらい重要なのです。

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まとめ

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今回は日本のサラリーマンの割合や、起業活動をしている人の割合を見ながら、サラリーマンを辞めるために最初に必要なことをお伝えしました!

重要な事はこの3つです。

  • 独立している人の話を聞く!
  • 同じ志を持つ人のグループに入る
  • まずは1円でもいいので、自分の力で稼ぐ!


情報や知識、そして、自分の経験が一番の財産です。それを手に入れることができた時に、今まで無理だと思ってたことが、自分にもできるかもしれないと思えるようになります。

最初に必要なのは、特別な才能やアイディアではありません。必要なのは自分の意識を変えることです!

是非、今すぐ行動を起こしてみてください!