今や日本はストレス社会と言われています。うつ病などの精神疾患になり、仕事を続けられなくなる労働者が増えてきています。

私は生まれつきの心臓の病気のため、手術を2回受けたことがあります。そのため、私の場合は仕事のストレスのせいで、心臓の不整脈発作が頻繁に起きるようになったため、仕事を辞めざるを得ませんでした。

なぜ今の日本はこれほどまでのストレス社会になってしまったのでしょうか?

今回は日本がこれほどまでのストレス社会になってしまった原因についてお伝えします。

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ストレスの何が問題なのか?

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日本がストレス社会になったといっても、ストレス自体はずっと昔から存在したものです。しかし、昔はストレスで体を壊す人は今ほど多くありませんでした。

なぜ、現代の日本社会の方が、ストレスで健康を失う人が多いのでしょうか?その理由を理解すると、日本がストレス社会になった原因も見えてきます。そこで、どのようなストレスが危険なのかについて見ていきましょう。

危険なストレスかどうか判断するには、次の3つがポイントになります。

  • ストレスの継続性
  • ストレスの数
  • ストレスの強さは重要ではない!

実は危険なストレスは、自分では危険と気付きにくいものなのです。この3つのポイントを順番に解説していきます!

ストレスの継続性

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危険なストレスかどうかの判断ポイントとして、最も重要なのが「ストレスの継続性」です。

こちらの記事にも書きましたが、ストレスは自分の身に危険が降りかかった時に、自分を守るために集中力と身体能力を飛躍的に上げるための機能です。
ストレスで心臓が痛い!その原因と恐ろしい結末とは!?

この機能の事をストレス反応といいます。

ストレス反応は危険を乗り越えるために、とても大切な機能ですが、体にとっては大きな負担になります。

しかし、身の危険というのは、生き延びるか死ぬかなので、どちらにしろ長続きしません。そのため、昔の人にとってはストレスを感じる状況というのは、そう長続きするものではなかったのです。

ところが、現代の日本社会はストレスが継続的に続きます。現代の日本は、社会の構造が複雑化したことにより、厳しい仕事や育児の負担、人間関係の複雑化など、ストレスから逃げたくても逃げられない状況が長く続くことが多いのです。

ストレスが継続すれば、体はずっと負担が大きい状態が続きます。人間の体はストレスが継続することを想定した作りになっていないため、負担に耐え切れなくなって、やがて体を壊してしまうのです。

ストレスの数

次に重要なポイントが「ストレスを感じる対象の数」です。

ストレス反応は身の危険を乗り越えるためのものです。そのため、ストレス反応が一番強く出るのは、命が危険にさらされるような時です。緊急事態の時に自分でも信じられないような力が出ることを「火事場の馬鹿力」と言いますよね。

このような「火事場の馬鹿力」は最も強いストレス反応ですが、その分、体の負担もとても大きいものです。

しかし、現代の日本社会においては、命の危険を感じるような状況は滅多にありません。そのため、ストレスによる体への負担は小さいように思えますが、これが落とし穴になるのです!

昔の日本のストレスと現代の日本のストレスには次のような違いがあります。

時代 ストレスの強さ ストレスの種類 ストレスを感じる頻度
強い 少ない 少ない
現代 弱い 多い 多い

現在のストレスの特徴は種類と発生頻度の多さです。これが非常に危険な理由です!

ストレスの種類と発生頻度が多いと、ストレスがずっと継続した状態に陥りやすいのです。また、一つ一つのストレスは弱くても、複数のストレスが同時に発生することで、ストレスの強さも積み重なって強いものになってしまうのです!

実は現代の日本は、強いストレスが継続しやすい社会なのです!

ストレスの強さは重要ではない!

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危険なストレスかどうか判断する時には、ストレスの強さで判断しないことがとても重要です。

私たちは一つ一つの出来事がそれほど大変じゃないと、弱音を吐かずに何とか頑張ろうとしてしまいます。しかし、他にもストレスに感じる出来事が存在していると、自分でも気付かないうちに、とても強いストレスの中で生活を続けてしまうことになります。

私の場合、仕事を辞める直前は月の残業は20時間以下しかしていませんでした。

「仕事を休んでも良い人は、毎日終電まで働いているような人だから、自分は弱音を吐く資格はない!」

そう言い聞かせて、無理をし続けていましたが、実際にはプライベートでの様々な活動での責任家族の病気などの複数のストレスで、体はボロボロでした。

実際には残業を20時間以下しかしていないのではなく、やりたくても20時間以上の残業ができる体ではなくなっていたのです。

自分が危険な状態かどうかは、一つ一つのストレスの強さではなく、どれくらいのストレスが積み重なっているかで判断してください!


このように危険なストレスというのは、種類の多さと継続性だという事が分かったと思います。

そこで、これを踏まえて次からは日本がストレス社会になってしまった原因について見ていきましょう!

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ストレスが継続する社会になった理由

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日本社会でうつ病や心疾患など、ストレスが原因の病気が問題になってきたのは、最近のことです。今の日本が昔に比べて、なぜストレスの継続性と種類が増してしまったのでしょうか?

その大きな理由は次の3つです。

  • 日本人の気質
  • 経済のグローバル化
  • 心の病に対する意識の低さ

それぞれ、順番に解説していきます!

日本人の気質

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まず大きいのは日本人の気質です。

ストレスを大きくする原因になる日本人の気質には次のようなものがあります。

  • チームや組織を大切にする
  • 上下関係に厳しく、目上の人に忠実に働く
  • 結果が出なかったり、失敗があると、自分が責任を取る
  • 忍耐が美徳とされる

これらは全て日本人の素晴らしい部分です。日本人のDNAに刻み込まれたサムライ魂ともいえるこれらの気質は、日本人を団結させて大きな仕事をすることで、経済発展をもたらしました。

日本がここまで発展したのは、このサムライ魂のおかげと言っても過言ではありません。しかし、これらが過度になり過ぎると、自分を押し殺して、望まないことでもやり続けなければいけない環境を作り出します

日本人のサムライ魂は、ストレスを継続させやすいものなのです。

経済のグローバル化

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現在の世界は通信技術や移動手段、運送手段が格段に発展したため、様々なビジネスは世界を相手に行うことが可能になりました。そのため、今は全世界を相手にビジネスをする時代なのです。

その競争相手の中には、日本よりも安い賃金で、日本人よりもハングリー精神が強い国がたくさんあります。つまり、20年、30年前とは比べ物にならないほど競争は激化しているのです。

競争が厳しくなれば、一番の影響を受けるのは労働者です。労働時間は増えても、賃金は中々増えず、それどころか、中にはサービス残業まで強要する会社もあります。

労働時間が増えれば、ストレスが継続する時間も長くなります。賃金が少なければストレスの強さも増します。

このように経済のグローバル化は、ストレスを増大させる大きな原因なのです!

心の病に対する意識の低さ

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最後が日本人の精神疾患への意識の低さです。

ストレス自体もうつ病などの心の病につながりますが、それだけではありません。

ストレスで心臓が痛い!その原因と恐ろしい結末とは!?」の記事にも書いた通り、ストレスは心臓を始めとした、様々な体の病気の原因にもなります。

ストレスはそれほど怖い物にもかかわらず、私たち日本人はストレスに対するケアをあまりしないのです。

私たちは肥満が生活習慣病の原因になることを知っています。だから、ダイエットのための努力をします。運動をするのは健康に良い事だと分かっているので、スポーツなどの運動をします。

しかし、ストレス対策のために具体的なケアをしている人は稀です。

ストレスを強く感じていても、心療内科や精神科に診てもらったり、カウンセリングを受けようとする人は少なく、重症化するまで頑張り続けてしまいます。

この意識の低さもストレスを大きくする原因の一つなのです。

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まとめ

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今回は日本がストレス社会になった原因についてお伝えしました。

日本がストレス社会になった原因を、もう一度おさらいすると、次の3つです。

  • 日本人の気質
  • 経済のグローバル化
  • 心の病に対する意識の低さ

今の日本は全ての人がストレスを感じやすい時代なのです。もし、強いストレスを感じているのであれば、それを自分のせいと考えないでください。

頑張って努力するのは素晴らしいことですが、同時にストレスを感じたら休養を取ったり、時には病院に行くことがとても大切です。

現代の日本はストレス社会なので、誰でも当たり前にストレスを感じると考えて、ストレスケアを行って健康な人生を送ってくださいね!