前回は、既に仕事を辞める気になっていた私でしたが、夫婦で相談した結果、まずは休職することにした事を書きました。
辞める覚悟があるのなら、性急に事を決めずに休職して今後の人生をゆっくり考え、準備していくことにしたのです。
前回の記事はこちら
⇒ そして病気で休職することに!辞めたい気持ちは抑えてまずは休養!
仕事を辞める覚悟ができているのは、強いものです!復職できたらそれに越したことは無いですが、復職できるほど体調が回復しなかったとしても大丈夫なようにしっかり準備していくだけです!
後は会社に伝えるだけなのですが、果たして優柔不断な私は無事休職を伝えることができるのでしょうか?
今回は会社に休職をお願いした時の模様をお伝えします!
目次
上司との面談
翌日、いつもよりかなり緊張して出勤しました。この日はタイミングよく上司との面談がある日でした。
面談の時に休職させてもらえるようにお願いするつもりです。
休職すれば当然、人事評価にも響いてきます。この会社で出世するのも難しくなるのは確実です。
「本当にそれで良いの?今ならまだ間に合うよ?」
面談まで、何度もそう自問自答してみましたが、私の場合、出世しても仕事のプレッシャーが更に大きくなって、健康を害してしまうのは目に見えてます。
それに、どうせいつかサラリーマンを辞めるつもりでいたので、出世すること自体、私にとって意味のないことです。そう考えるとやっぱり復職を目指さなくても良いような気もしますが…。
そんなことを考えてるうちに、上司との面談の時間が来ました。その面談の本来の目的は、私の人事評価を上司から聞くことでした。
しかし、これから休職しようとしている私に対して、上司に人事評価のことを説明させる手間をかけるのは申し訳ないので、面談の最初に休職の事を伝えることにしました。
上司には最近、もの凄く体調が悪く、病院で相談したところ仕事を休むことを勧められたことを伝えました。
会社は私が過去に心臓の手術を2回受けたことがあることを知っているため、上司もいつかこんなこともあるだろうと覚悟してたようでした。
相談の結果、今の仕事を同僚に引き継いだ後に、すぐに休職できるように進めてくれることになりました。私は本当に良い会社と良い上司に恵まれたと思います。
世の中にはこんなに良くしてくれる会社は少ないんだろうなと思うと、申し訳ない気持ちになってしまいます。
やっぱり後ろめたい気持ちばかり
会社との相談の結果、私がやらなくてはいけないのは、
- 病院から診断書をもらう
- 仕事の引継ぎをきっちりこなす
ということになりました。
しかし、休職できることになったものの、気持ちは同僚に対する罪悪感ばかりです。
引継ぎのための資料を作ったりしてると、頭の中には、
「やっぱり、やろうと思えば仕事できるじゃん。休職するなんて、辛いことから怠けて逃げてるだけなんじゃないの?」
という声が聞こえてきます。同僚にも申し訳なくて、顔向けできません…。
引継ぎの日々で更に体調が悪化!
バリバリと引継ぎ資料を作りながら、同僚に自分の仕事を引き継いでいくことは、思わぬ効果も生みました。
今まで非効率的だった仕事や私しかできなかった仕事が、効率化されて他の人もできるようになっていったのです。そうなるとまた頭の中に声が聞こえてきます。
「やる気出せば、ちゃんと成果を出せるのに、嫌な事から逃げるなんて卑怯なんじゃないの?」
そんな罪悪感を感じながらの引継ぎの日々で、更に体調が悪化していきます。不整脈に加えて、軽い狭心症の症状まで出てきました。
体調は依然の状態から、更に輪をかけて悪くなってしまいました。
「引継ぎをサボって休むわけには行かない…。休職するまでは何とか仕事をやり遂げなければ…。」
そもそも仕事を休職するほど体調が悪い人間が、仕事を頑張っているなんておかしな話です…。妻も最初は引継ぎなんて放っておいて、仕事を休めば良いじゃんと言い続けていましたが、そのうち呆れて何も言わなくなりました。
そんなボロボロの状態で引継ぎをしている中で、ようやく病院から診断書を貰うことができました。診断書に書いてあった病名は、なんと「うつ病」でした…。
確かにストレスは多い仕事ですが、そこまで心が病んでるとは思ってなかったので、正直「うつ病」という診断名には、かなりの違和感を感じました。
しかし、お医者さん曰く、ストレスで心臓病が悪化してるなら、それは立派なうつ病だそうです。
不整脈や狭心症の症状が出てるのに、仕事をすることがどれほど異常な事なのか…。友達に今の自分の状況を相談するとみんな口を揃えて、そんなの異常だと言います。
今さらですが、自分の健康状態がどれほど悪いのか分かってきました…。やっぱり、私はサラリーマンを続けられる状態じゃないようです。
そしてお休みの始まり
結局、仕事の引継ぎのために、これまで以上に頑張った結果、引継ぎは予定よりも早く終わりました。引継ぎ期間として予定していた残りの日は有給休暇で休んで良いことになりました。
正直、既に体調はより一層悪化していたので、本当に助かりました。
これで遂に休職期間が始まりました。まだ辞めると決まったわけではありませんが、遂に夢にまで見たフリーランスの生活の始まりです。
これからどうなるのか不安ですが、まずは生活の基盤を安定させるために、色々と取り組んでいきたいと思います!
次回からは少し過去に戻って、自分がサラリーマンを辞めようと思った出来事や、ネットビジネスを始めたきっかけなどをお伝えしていこうと思います!
次回の記事はこちら
⇒ うつ病の友人との食事!疎遠にしていた彼は別人になっていた…
「理想のライフスタイルへの奮闘記!」の記事一覧はこちら
⇒ 理想のライフスタイルを目指す私の徒然