高度経済成長期のサラリーマンは気楽な仕事だったかもしれません。しかし、現代のサラリーマンはストレスの多い過酷な働き方の代名詞です。

サラリーマンを辞めたいなぁなんて考えたことのある人は、少なくないと思います。


しかし、いざ辞めようと行動を起こすと、無意識のうちに妨げになるのが、サラリーマン的な思考パターンです。

今振り返ると、私もこの思考パターンによって、たびたび自分の行動にブレーキがかかっていました。厄介なのは無意識のうちにブレーキをかけてしまうという事です。

私も最近になってようやくこの思考パターンに気付くことができました。

脱サラを目指しているのに、なかなか上手くいかないとしたら、もしかするとこの思考パターンのせいかもしれませんよ!

というわけで、今回は脱サラの妨げになるサラリーマン的思考と、そこから脱却するための考え方をお伝えします。

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サラリーマン的な思考とは?

私の父は典型的なサラリーマンでしたし、私自身も大学を卒業してからずっとサラリーマンでした。

そんな私がお金を稼ぐ方法を考えると、サラリーマンとして働くことしかイメージできませんでした。

サラリーマンとして働くことが当然になっていると、自然とこんな考え方が身に付いてしまいます。

  • 収入を時給で計算する
  • 安定を求める
  • お金を稼ぐために働く

これらは独立を目指す時に、心の深い部分から自分の行動を妨げます。

サラリーマンという働き方から、全く違う働き方を目指すのであれば、まずはこの考え方がどういったものかを知ることが大切です。

というわけで、順番に説明していきますね。

収入を時給で計算する


まず、一番捨てなければいけないのが、”時給計算”の考え方です。

サラリーマン時代の時給を計算してしまい、それを上回る時給の仕事を無意識のうちに求めてしまうのです。

例えば私はブログを書いて収入を得ているわけですが、ブログサイトを立ち上げたばかりの最初のうちは誰も読んでくれる人がいません。そのため、収入は当然0円です。

1記事書き上げるのに3時間かかるとすれば、この3時間は時給0円ということになります。しかも、この時給0円の労働がしばらくの間続くことになります。

直接、収入に結びつかないセミナーや勉強のための時間も時給換算してしまい、その元を取ろうと考えてしまうのです。

現代の生活はお金が無ければ成り立たないため、すぐに収入を生む仕事をしないと生きていけません。そのため、すぐに収入のことを考えてしまうわけですが、全く新しい働き方を求めているのであれば、この考え方は一旦捨てる必要があります。

安定を求める

サラリーマンの魅力の一つは、安定した収入を得られるという事です。日本では労働者は法律によって、保護されているため簡単には解雇されません。

脱サラして独立するという事は、この安定した働き方を捨てることになるので、とても抵抗があります。私も不安でしょうがなかったですし、これからもこの不安とはずっと戦うことになると思います。

この安定志向も、自分の行動の妨げになります。

この思考パターンから脱却するためには、実は安定した働き方というのは、幻だということを理解することが重要です。


サラリーマンが安定しているとされる一番の理由は、やはり簡単には解雇されないという事だと思います。

しかし、簡単に解雇できないということは、その分、企業は簡単には労働者を雇いません。こうなると、一旦、今の会社を辞めてしまうと、次の就職先を見つけることは簡単ではありません。

簡単に解雇されないといっても、会社が倒産してしまえば話は別です。年齢が上がれば上がるほど、次の就職先を見つけるのは、困難になります

次の就職先が見つからないことで、非正規雇用になってしまう人も多いですが、一旦、非正規雇用になってしまうと、そこからまた正規雇用になるのが難しくなってきています。

また、今や日本経済は世界との厳しい競争にさらされていて、企業の経営状況も厳しくなるばかりです。こうなると、企業は人件費を削減するために、新しい労働者を雇わずに、少ない人出で経営を回そうとします。

サラリーマンは簡単には解雇されないという意味では、安定しているかもしれませんが、仕事の量もプレッシャーも年々増大していきます。解雇されない働き方を求めれば、その代わりに心身に多大なストレスがあることを覚悟する必要があるのです。

このようにサラリーマンは、働き続けることにも、職を失ってしまうことにも、リスクが大きい働き方だと理解する必要があります。

本当に自分の生活を安定させたいのであれば、自分独りでもお金を稼ぐ力を身に付けることが大切だと考えることが大切です。

お金を稼ぐために働く

サラリーマンとは、労働収入を得るための働き方です。言われてみれば当然なのですが、サラリーマンをしていると働くことで直接お金を稼ぐという考え方が深く染みついてしまっています。

そのため、お金にならない仕事に抵抗を感じてしまい、収入が増えていかないことに不安を感じて諦めてしまいます。

どんなビジネスであっても、最初は何もないところから、お金を稼げるようにしていかなければいけません。

いわば、お金を稼ぐ仕組みを作りあげていくわけです。

お金を稼ぐ仕組みが出来上がるまでには、時間がかかります。収入額を見るのではなく、お金を稼ぐ仕組みがどれくらい出来上がっているのかで考えるようにしましょう


というわけで、ここまではサラリーマン的思考パターンが何かについてお伝えしてきました。

しかし、このような思考パターンから脱却するのは、簡単ではありません。では、どうすれば考え方を変えられるのでしょうか?

次はサラリーマン的思考から脱却するための別の思考についてお伝えします。

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お金じゃないコストを意識する

サラリーマンは自分の労働力を提供することで、収入を得る働き方です。

このような労働収入を得る働き方をしていると、どうしても短時間で効率的にお金を稼ごうとするライフスタイルになってしまいます。

サラリーマン的思考もここに一因があります。

しかし、そのようなライフスタイルには別の”コスト”が存在することを意識するべきです。

そのコストとは例えばこのようなものです。

  • 時間の浪費
  • 不要なストレス
  • 劣悪な生活環境

このようなコストがなぜ生じるのか、順番に解説します。

時間の浪費


サラリーマンに代表される労働収入を得るための働き方は、職業によって程度の差はあっても、基本的に時間に自由のない働き方です。

例えば典型的なサラリーマンは、月曜から金曜まで働いて、土曜と日曜はお休みです。そうなると、趣味や娯楽の時間も週末中心になります。

旅行やテーマパーク、映画鑑賞にしても、一般的に週末は混んでいます。そうなると、目的地に行くまでに渋滞に巻き込まれたり、サービスを受けるために行列に並んだりと、様々な時間の浪費が発生してしまいます。

これはほんの一例で、サラリーマンは様々な事で無駄な時間の浪費が発生するライフスタイルなのです。

不要なストレス

サラリーマンは仕事自体にもストレスの多いですが、仕事以外にもストレスが多いライフスタイルです。

「時間の浪費」にも関係してきますが、渋滞や行列に並ぶのは、それだけでストレスを感じます

通勤時間も大抵は他の職業と重なるため、満員電車や渋滞に巻き込まれるストレスがあります

少しでも生活スケジュールを他の人とズラすことができれば、それだけでストレスは無くなるのに、それができないことで不要なストレスを感じてしまうのです。

劣悪な生活環境


現代の日本経済は、東京に一極集中してしまっています。

そのため、企業の求人も東京圏に集中しているため、人口も東京だけがどんどん増えているのが現状です。

東京圏で生活すると、住宅費や食費などを始めとした生活費が高くなってしまいます。職場から近い都心に住むのは、生活費もかかる上に、ヒートアイランドによる猛暑や騒音、大気汚染など、生活環境は決して良くありません

しかし、少しでも生活費を安くしようと思えば、職場から離れた場所に生活する必要が出てきます。そうなると、今度は通勤時間が長くなってしまいます

このように現代の日本でサラリーマンとして働くためには、劣悪な生活環境を受け入れる必要が出てきてしまうのです。

このようにサラリーマンという働き方には、様々なコストが存在します。

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まとめ

サラリーマン的思考は、脱サラして新しいライフスタイルを目指す時に大きな妨げになります。

このような思考パターンから脱却することが大切な事なので、改めておさらいしておきます。

【サラリーマン的思考】
  • 収入を時給で計算する
  • 働いた時間を時給換算して、損得を考えてしまう

  • 安定を求める
  • 実際には安定した働き方は無いのに、安定した働き方という幻想に捕らわれてしまう

  • お金を稼ぐために働く
  • 脱サラのためには「お金を稼ぐ仕組みを作る」ことが大切なのに、すぐに収入にならないことで諦めてしまう

新しいライフスタイルを目指すのであれば、まず自分にこのような思考パターンが無いか考えてみてください。

もし、あるとしたら、まずこのような思考パターンから脱却することが大切です。


そして、脱却するための助けになるのは、サラリーマンを続けることのコストを意識することが大切です。

【サラリーマンを続けることのコスト】
  • 時間の浪費
  • 様々なサービスを受けるタイミングが、需要が集中する時になりやすいため、行列に並んだり渋滞などで無駄な時間を浪費しやすい

  • 不要なストレス
  • 時間を浪費することは同時にストレスも生みます。通勤混雑や仕事自体もストレスになります

  • 劣悪な生活環境
  • サラリーマンは、生活費が高かったり、通勤時間が長い場所などに住まざるを得ません。

サラリーマン的思考から脱却するためには、これらのコストを当然と考えないことです。そして、もっと悪いのは、これらのことを更にお金を稼ぐことで解決しようとすることです。

これらのコストを補うために、無理してお金を稼ぐのは、サラリーマン的思考の典型的なものです。

実はどれも、ちょっと他人と違ったライフスタイルをすることで、解決できる事ばかりです。

サラリーマンを辞めるために、まずはちょっと考え方を変えることから始めてみてくださいね。