ブログを始めようとした時に、一番不安なのは、やはり記事を書くことですよね?
趣味のブログでも、アフィリエイト目的のブログでも、人に読んでもらえなければ、書く意味がありませんよね?
今でこそ、私はブログ運営のコンサルタントなんてやってますが、やっぱり、最初の頃は、自分に良い記事が書けるかどうかが一番の不安でした。
でも、そんな私でも、これだけのアクセスを集める記事を書けるようになりました。
また、ある記事は1日平均6,000pvを集めています。
ちなみに私は元システムエンジニアで、文章を書く専門家ではありません。子供の頃の国語の成績は5段階評価で2と3を行ったり来たりでした^^;
このように、良い記事を書くために大切なのは、文才や国語力ではなく、ちょっとしたコツを押さえることだけなんですね。
そこで今回は、これからブログ運営を始めようとしている人のお役に立つように、ブログの書き方の3つのコツをお伝えします。
趣味のブログでもアフィリエイトブログでも役に立つように、基本中の基本を説明していくので、是非、参考にしてみてください。
目次
読まれる記事を書くための基本中の基本
まずいきなり3つのコツをお伝えする前に、知っておいて欲しい基本的なことがあります。
ブログをFacebookやTwitter、日記の延長と誤解している人も多いです。
しかし、不特定多数の人に読んでもらいたいのであれば、その考えは変える必要があるのです!
ブログの場合、読まれる記事を書くために重要なのは、次の3つです。
- 人は理由が無ければブログなんて読まない
- ほとんどの人は検索エンジンから記事を見つける
- 重要なのはクリック率と精読率
これを理解してないと、サッパリアクセスが集まらない寂しい記事になってしまいかねません。
記事を書くのも楽じゃないので、ちゃんと理解した上で、記事作成を始めてくださいね。
それでは、順番に見ていきましょう。
人は理由が無ければブログなんて読まない
どんなブログであれ、世の中の人はそのブログの記事を読む理由が無ければ、決して読んでくれません。まず、基本中の基本として、これを理解して欲しいです。
FacebookやTwitterを始めとしたSNSというものは、友人や職場の同僚など、少なからずあなた自身に興味がある人たちです。
そのため、それらの人たちは、あなたの日常の些細なことでも興味を持って読んでくれます。
しかし、ブログは違います。ブログはインターネットを通じて、不特定多数の人に向けられているものです。そのため、元々あなたとのつながりが無い人たちばかりです。
そんな人たちに向けて、「昨日は○○を食べた」とか、「週末に○○に行ってきた」のような記事を書いても、全く読んでもらえません。なぜなら、世の中の人は、素性の分からない他人の日常などに興味が無いからです。
そのため、ブログの記事には、世の中の人が読みたくなる理由が無ければいけません。
その理由とは、例えばこのようなことです。
- 疑問の答えが書いてある
- 日常の悩みの答えが書いてある
- ユーモラスで笑える
これらに共通するのは、記事を読むと、読者に何らかのメリットが発生することです。
つまり、記事を読む理由とは、言い換えるなら記事に付加価値を持たせるということです。
付加価値の無い記事は、書いても徒労に終わってしまいます。くれぐれもSNS感覚で記事を書かないように気を付けましょう。
ほとんどの人は検索エンジンから記事を見つける
ブログの記事を読んでもらうためには、あなたの記事を見つけてもらわなければいけません。
でも、世の中の人はあなたのブログの存在を知らないため、まず最初に読者がやるのは、検索エンジンにキーワードを入力して記事を検索する事です。
当たり前のことなんですが、これを意識せずに記事を作ってる人は、結構多いのです。だから、記事を書く時には、世の中の人があなたの記事を探し出しやすいように、実際に検索されているキーワードを意識した記事作りをすることが大切です。
そのため、世の中の人が検索しそうなキーワードを推測し、それを記事のタイトルや記事本文に自然な形で使うようにしてください。
例えば、”舞茸を食べるダイエット方法”の記事を書きたいのであれば、”舞茸”、”ダイエット”、”方法”などの単語を記事タイトルや記事本文に自然な形で使うようにしてみてください。
ちなみにこの記事の場合、狙いのキーワードとして、設定しているのは「ブログ 書き方 コツ」の3語です。実際にタイトルや本文にキーワードが使われているのが分かると思います。
重要なのはクリック率と滞在時間
記事のアクセス数を増やすために重要なのは、やはり、検索エンジンの検索結果に表示される順位を上げることです。
この順位を上げるための様々な対策がいわゆるSEOです。
SEOには様々な手法がありますが、最終的に最も影響してくるのが、検索結果に表示された時に、記事を読んでもらえる率(クリック率)と記事を読んでもらっている時間(滞在時間)です。
検索エンジンはこの2つの数字が高い記事が、読者から支持されている記事、と判断する傾向が強いです。
つまり、検索結果に表示された時に、魅力的に感じてもらえる記事タイトルにすることと、記事が読みやすく、最後まで読みたくなる魅力的な文章にすることが大切なのです。
つまり、これらのことを踏まえると、大切なのは次の3つなんです。
- キーワード
- 記事タイトル
- 記事ライティング
次からはいよいよこの3つのポイントを順番に解説していきます。
キーワードの選び方
まず、最初はキーワードです。
キーワードを適当に選んでしまうと、せっかく良い記事を書いてもアクセスがサッパリな残念な記事になりかねません。
そうならないために大切なのが、次の3つです。
- Googleトレンドでグラフが出るものを選ぶ
- 世の中の人が検索しているキーワードを選ぶ
- 記事のテーマと一致しているものを選ぶ
この3つを満たしたキーワードを選ぶことが基本中の基本です。
それでは順番に見ていきましょう。
Googleトレンドでグラフが出るものを選ぶ
まず、最初に重要なのが、世の中の人がたくさん検索しているキーワードを選ぶことです。
世の中でたくさん検索されているキーワードの方が、最終的なアクセス数は、当然大きくなります。
そして、キーワードが検索されている回数、すなわち検索ボリュームを調べるためのツールがGoogleトレンドです。
例えば”楽してできるダイエット法”を解説する記事を書くとします。この時「楽 ダイエット」という2語のキーワードをGoogleトレンドに入れると、検索数の推移がグラフになって表示されます。
一方で「我慢しない ダイエット」という2語のキーワードの場合は、グラフが出ません。これは「我慢しない ダイエット」というキーワードでは、世の中の人はほとんど検索してないことを意味しています。
Googleトレンドで調べた時にグラフが出れば、基本的に十分な検索ボリュームがあると判断してOKです。
キーワードを選ぶ時には、必ずGoogleトレンドでグラフが出る(=検索ボリュームが十分ある)ものを選んでください。
世の中の人が検索しているキーワードを選ぶ
狙いのキーワードは、実際に世の中の人が、検索時に使っているキーワードにしなければ意味がありません。
例えば”ティラミスを毎日食べるダイエット法”を解説する記事を書くとします。
しかし、世の中の人は”ティラミスにダイエット効果がある”なんて知りません。そのため、検索エンジンで「ティラミス ダイエット 方法」なんて、キーワードを入れようなんて発想は出てきません。
だから、この記事を、世の中の人が探しやすくしようと考えた時には、実際に検索ボリュームがある「スイーツ ダイエット」なんてキーワードの方が良いわけです。
記事のテーマと一致しているものを選ぶ
色んな人の記事を見てきた中で、最も多いのが、キーワードの背景にあるニーズと記事の内容がズレているものです。
例えば「楽 ダイエット 方法」というキーワードで記事を書くとします。この時に記事に書くべきなのは、”楽で長続きするダイエット方法”ですよね?
それにも関わらず、記事には”ダイエットが長続きしない理由”とか、”ダイエットに効果的な食べ物”のことを中心に記事に書いてしまうのです。
「楽 ダイエット 方法」というキーワードで検索する人が知りたいのは、あくまでも”ダイエットを楽にする方法”です。”ダイエットが長続きしない理由”や”ダイエットに効果的な食べ物”などの情報は、それを補足する情報に過ぎません。
検索エンジンは、読者が求めている答えが書いてある記事を、評価する傾向があります。
そのため、これから記事にするテーマと、キーワードの葉池にあるニーズを一致させるようにしてください。
記事タイトル
2つ目のポイントは記事タイトルです。
記事のクリック率を上げるためには、魅力的なタイトルにすることが重要です。
そして、そのためには重要なのが、次の3つです。
- 記事内容が分かるようにする
- クリックしたくなるものにする
- 32文字以内にする
どれも、クリック率を上げるために基本テクニックです。
順番に解説しますね!
記事内容が分かるようにする
まずは記事内容が分かるような、タイトルにすることが重要です。
当たり前のように感じるかもしれませんが「インパクトのあるタイトルにしなきゃ!」と夢中になっていると、意味不明なタイトルになりがちです。
内容が分かりにくいタイトルだと、読者が求める答えが書いてある記事かどうかが分からないため、当然クリックしてもらえません。
記事内容を分かりやすくするコツは、まずは素直にキーワードを並べてしまうことです。
例えば「楽 ダイエット 方法」の3語のキーワードを使ってタイトルを考える場合、まずは素直に『楽なダイエット方法』というように3語を使って自然な文章を考えると、シンプルで分かりやすくなります。
クリックしたくなるものにする
魅力的なタイトルにするためには、分かりやすさに加えて、思わずクリックしたくなるインパクトのあるものにすることが重要です。
「楽 ダイエット 方法」の3語のキーワード場合、『楽なダイエット方法』だけでは、何のインパクトも感じませんよね?
例えば『楽なダイエット方法!甘い物を食べてもOKな驚きのやり方とは?』にするとどうでしょう?
通常、甘い物はダイエットの天敵ですが、それを食べても良いというのは、かなりのインパクトですよね?
こんなタイトルの記事があれば、思わずクリックして読みたくなるはずです。
タイトルを考える時には、クリックしたくなるものを考えてみてください。
32文字以内にする
タイトルの文字数は長くても32文字、できれば20文字台後半に収めてください。
通常検索エンジンの検索結果に表示される記事タイトルの最大文字数は32文字です。場合によってはそれよりも短くなることもあります。
記事のタイトルが尻切れトンボになってしまうと、タイトルの魅力が半減して、クリック率に悪影響を与えます。
表示される最大の文字数は、読者が閲覧している端末が、パソコンかスマートフォンかによっても微妙に変わってきます。
そのため、長くても32文字、理想は20文字台後半を意識して、タイトルを考えるようにしてください。
記事ライティング
3つ目は記事ライティングです。
記事の滞在時間を上げるために、最も重要なのは、分かりやすくて自然に最後まで読めてしまう記事にすることです。
そのために重要なのが次の3つです。
- 基本の構成を守る
- 頭括型で書く
- 分かりやすい文章にする
どれも特別なセンスなど不要です。
テクニックとして学んでしまえば、すぐに実践可能なものばかりです。
順番に説明しますね。
基本の構成を守る
ブログの記事に限らず、文章で何かを伝える時には、起承転結を付けることが大切です。
ブログの場合の起承転結は、次のような構成にすれば良いのです。
- イントロダクション
- 記事の本題
- まとめの章
記事を書く理由や、記事の概要
読者に伝えるべき、メインの情報
記事に書いたことのまとめや読者へのメッセージ
記事の本題の部分は、伝えたいことがたくさんあれば、必要に応じて、見出しに分けましょう。
その際には必ず見出し用のタグ(“<h2></h2>”とか”<h3></h3>”など)を使うようにしてください。
検索エンジンは記事を評価する際に、見出しタグに書いてあるキーワードも重視します。
そのため、”【】”で括ったり、太字にして、自分で勝手に見出しを作ると、SEO的に損です。
見出しタグは積極的に使って、流れが良く、読みやすい記事になるように意識してみてください。
頭括型で書く
通常、報告書やビジネス文書などを書く時には、メインになる情報は最後に書きます。
しかし、ブログを始めとした、Webサイトではメインになる情報、読者が知りたい答えは、真っ先に書くことが重要です。
インターネットユーザーはとてもせっかちなため、自分が求める答えが書いてない記事は、すぐに読むのを止めて別の記事に移ってしまいます。
例えば”楽なダイエット方法”というテーマの記事であれば、真っ先に書くべきなのは、”ダイエットを楽にする方法”です。
補足情報である”ダイエットが長続きしない理由”などは、その後に書くことが鉄則です。
このようにメインの情報を最初に書く、文章の形式を”頭括型”と呼びます。
ブログは必ず、この頭括型を意識して書くようにしてください。
分かりやすい文章にする
滞在時間を上げるためには、記事全体の読みやすさや分かりやすさが、とても重要です。
読者に”読むのが面倒くさい”という印象を与えないようにすることが、とっても大切です。
そのために心がけたいのは、次の5つです。
- 平易な表現を心がける
- 改行を適切に入れる
- 1文の長さは50文字以内が目安
- 箇条書きや囲いを駆使する
- 稚拙さを感じさせない
これらは自分でも読み返してみれば、すぐに改善できるものばかりです。
ここでしっかりと理解して、記事ライティングに活かしていってくださいね。
平易な表現を心がける
ブログを書く時には、読者の読みやすさを意識して、平易な表現で文章を書くようにしましょう。
賢く見せるために、難しい言葉を使ったり、権威性を示すために、専門用語を使うこと、”躓く(つまずく)”などの読み方が、分かりにくい漢字など、これら全ては読者にストレスを与えるものばかりです。
ストレスを感じた読者は、読みのを止めてしまう可能性が高いため、記事の滞在時間に悪影響を与えます。
無理に難しい言葉は使わずに、読者が読みやすい文章になるように心がけましょう。
改行を適切に入れる
改行が無い文章というのは、単純に読みにくいです。
例えばこのような文章は、見た目だけで読むのが大変そうに感じませんか?
でも、こうするとどうでしょうか?
記事を書くのは楽じゃありません。アクセスが集まらない記事を書いてしまうのは、時間と労力の無駄遣いです。
せっかく記事を書くなら、アクセスが集まる記事を書くべきです。
ブログの書き方のコツを学んで、たくさんの人に読んでもらえる記事を書いてください。
読むのが大変そうなプレッシャーが軽減されて、だいぶ印象が変わりましたよね?
このように適切な改行を入れることは、それだけで文章の読みやすさを上げてくれます。
具体的には次の3つを意識すると良いですよ^^
- 段落の変わり目で2つ改行を入れる
- 1つの段落は最大でも5行にする
- 改行を入れる位置は”。”(句点)にする
以前は40文字以内で改行を入れるのが一般的でしたが、スマートフォンの普及によって、様々な画面サイズの端末が出てきてしまいました。
そのため、端末によっては、改行が変な位置になってしまうことがあります。
例えば下の文章をスマートフォンで見てみるとよく分かると思います^^;
です。これらを意識せずに記事を書くと、全然アクセスが集まらない記事に
なってしまいます。
記事を書くのは楽じゃありません。アクセスが集まらない記事を書いてしまうのは、
時間と労力の無駄遣いです。
せっかく記事を書くなら、アクセスが集まる記事を書くべきです。
ブログの書き方のコツを学んで、たくさんの人に読んでもらえる記事を書いて
ください。
しかし、句点の位置で改行を入れるようにすると、どのような端末でも違和感を感じなくなります。
意識すれば、すぐにできることなので是非、実践してみてください。
1文の長さは50文字以内が目安
文章を書く時には1文の長さは50文字以内にしましょう。長い文章はそれだけで意味が分かりにくくなります。
修飾語と被修飾語が近い文章は、読みやすくなります。
文章が適度な長さであれば、自然に修飾語と被修飾語が近くなるので、是非、実践してみてください。
箇条書きや囲いを駆使する
文字だらけの記事というのは、どうしても読み疲れるものです。
文字だらけの印象を与えないコツは、記事に色々な変化を付けることです。
最も手軽なのは、箇条書きや囲いのタグを使うことです。
項目を一覧で見せたい時や、文章を強調したい時などは積極的に使いましょう。(この記事でも使っているので参考にしてみてください)
具体的なタグの使い方は「箇条書き タグ」とか「囲み タグ」なんてキーワードで検索すると色々出てきますよ!
稚拙さを感じさせない
文章を書く時には、読者に稚拙な印象を与えないように注意しましょう。
稚拙さを感じさせてしまうことには、次のようなものがあります。
- 誤字脱字
- 意味不明な文章
- 同じ文末形式を繰り返す
“同じ文末を繰り返す”とは例えば次のような文章です。
記事を書くのは楽じゃないです。アクセスが集まらない記事を書いてしまうのは、時間と労力の無駄遣いです。
せっかく記事を書くなら、アクセスが集まる記事を書くべきです。
ブログの書き方のコツを学んで、たくさんの人に読んでもらえる記事を書いてください。
この文章では”~です。“という文末形式が5回も繰り返されています。実際に読んでみると、テンポが悪くて読みにくく、稚拙な印象を受けますよね?
これらのことは、自分で読み返してみれば、すぐに発見できることです。
常に意識して文章を書くようにしてください。
まとめ
というわけで、今回はブログの書き方のコツをお伝えしました。
記事を書く時のポイントは大きく分けで、キーワードと記事タイトルと記事ライティングです。
それぞれのコツをおさらいしておきますね!
- Googleトレンドでグラフが出るものを選ぶ
- 世の中の人が検索しているキーワードを選ぶ
- 記事のテーマと一致しているものを選ぶ
十分な検索ボリュームがあるキーワードを選ぶ
世の中の人が思いつくキーワードを選んで、記事を探しやすくする
記事内容とキーワードの背景にあるニーズを合わせる
【記事タイトル】
- 記事内容が分かるようにする
- クリックしたくなるものにする
- 32文字以内にする
狙いのキーワードをシンプルに使って、記事内容を分かりやすく表現する
インパクトのあるフレーズを使って、読みたくさせる
検索結果にタイトルが全て表示されるように20文字台後半、長くても32文字以内にする。
【記事ライティング】
- 基本の構成を守る
- 頭括型で書く
- 分かりやすい文章にする
「イントロダクション⇒本題⇒まとめ」という基本の構成を守る
読者が知りたいメインの情報から書く
分かりやすく読みやすい文章を書いて、最後まで読んでもらえるようにする
色々な項目がありますが、どれも一度覚えてしまえば、実践可能なものばかりのはずです。
まずはこれらの基本を押さえて、記事を書いてみてください。
書き続けていれば、どんどん慣れていって、記事の質も作成効率もどんどんアップしていきますよ!
ちなみにブログの書き方をもっと深く学びたいという方は、是非、こちらをご覧ください。キーワード選定や記事ライティングのテクニックを細かく解説しているので、是非、活用してくださいね^^